理事長所信

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理事長所信

社団法人 西脇青年会議所
2010年度理事長 藤井英理

<はじめに>

私たちが所属する社団法人西脇青年会議所は1961年3月3日に設立されました。
同年、アメリカでは若干43歳のジョン・F・ケネディーが第35代大統領に就任しました。

And so,my fellow Americans:ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country.Myfellow citizens of the world:ask not what America will do for you,but what together we can do for the freedom of man.

アメリカ人の同士よ!国が君らに何をしてくれるかを問うのではなく国の為に何ができるかを考えてくれ。また全世界の同士よ!アメリカが君らに何をしてくれるかを問うのではなく人類の自由の為に共に何ができるかを考えてほしい!

これは、かの有名な大統領就任演説の名文であります。最近の世の中は、何でもやる前に見返りを求める傾向にあります。不景気がそうさせるのか?また、世相がそうさせるのか?は分かりません。ただ分かっている事は、「待っているだけでは何も生まれない」という事です。求める前に行動することが大事なのです。また、彼はこうもいっています。

いかなる犠牲、いかなる危険を伴おうとも、すべての危険の中で最も大きな危険は何もしないということである。

何か行動を起こしましょう。目の前に壁ばかり造り、「できない理由」ばかりを並べるのは止めましょう。壁は登ることができるし、壊すこともできます。「できる方法」を模索しましょう。壁を超える度に、自分に「誇り」が持てるようになるでしょう。そして、その「誇り」は、自分自身や周りの人たちに大きな力を与えてくれるでしょう。その「誇り」は、私たちの愛する街や家族により良い変化を与えてくれるでしょう。

 

<我らがまち>

西脇JCが活動拠点としている西脇市、多可町周辺を「加杉野」と私たちは呼んでいます。これは、この地域を流れる3本の川、加古川、杉原川、野間川の頭文字を取り、私たち西脇JCが考案したこの地域の俗称であります。今ではこの「加杉野」というKEYワードをよく耳にするようになりました。この「加杉野」を、より良い地域にするために、私たち西脇JCは存在していると言っても過言ではありません。しかし、何から始めたら良いのか、何をどうしたらこの地域がより良い地域になるのか、を的確に指し示すことは困難です。長期的で、且つ壮大な計画を練る事も大切なのかも知れませんが、まず、「誰もが今すぐに出来る小さな事」を実行することが大切なのだと思います。一人ひとりの小さな愛情が地域に「誇り」をもたらせてくれると信じています。挨拶を交わす事や、目の前のごみを拾う事、地域コミュニティー活動へ参加する事など、今すぐに出来ることから始めましょう。我らがまちにPrideを持って・・・

 

<自分について>

あなたは自分に自信がありますか?と聞かれたら、どう答えますか?「あります」と答えられる人にぜひなりたいものです。今までどんな経験をしてきましたか?人それぞれ苦労や苦難をのりこえて、今のあなたがいるのです。まっすぐ前をむいて歩きましょう。他人の評価ばかりを気にする必要はありません。あなたのことは、あなた自身が決めるのです。すべてのことに自信をもって万事をやりとげましょう。自分にPrideをもって・・・

 

<JCについて>

あなたはJCという団体に所属している事に「誇り」をもっていますか?その「誇り」は気高きものですか?JC運動は、すべて世の中の為になっています。また、あなたの人格形成やこれからの人生においても、プラスになることが多くあります。このすばらしい団体に所属しているという「誇り」を持ってください。すべてのJC運動は、「明るい豊かな社会を創る」という目的に通じています。背筋を伸ばし、まっすぐ前を見つめJC運動に邁進していきましょう。JCにPrideを持って・・・

 

<JCの今後>

JCが設立された時と、今現在とを比べた時、私たちを取り巻く環境は確実に進化しています。考えてみてください、携帯電話がこんなに普及すると想像できましたか?宇宙ステーションが現実となると思っていましたか?世の中は日々進化しています。よって、我々が所属するJCも進化しなくてはいけません。次代を見越した正しい組織進化をさせていかなければなりません。頭を切り替えて、思い切った組織進化をさせていきましょう。時代に合わない組織や団体は、退化し、世の中から必要とされなくなってしまいます。私たちが所属するJCも、この進化のスピードに対応すべく、より素早く、且つ的確に組織進化をさせなければ、世の中に取り残された時代錯誤の団体と化すでしょう。

 

<地域のJCになるために>

JCって?青年会議所って? 私たちが対外事業を行うときによく耳にする言葉です。昔と違って、いろいろな団体が混在する地域社会において、まずJCを地域の人々に知ってもらう、JCという言葉を聞き慣れた言葉に、見慣れた言葉にすることが必要です。2010年度においては、JCという言葉を、地域に馴染んだ言葉にする事を意識して、様々な手法を考え、実行していきましょう。そうすることで、より効果的なJC運動が行えることは間違いありませんから。

 

<JCの仲間>

私は、JCで得た仲間との友情は、「一生の宝」だと考えます。友情にはいろいろな形態がありますが、JCの友情は、その中でも特に深いものだと考えます。少なくとも私はこの地域に根差して今後も生き続けるでしょう。頻繁にこれからも顔を合わせるでしょう。何歳になっても、今と同じ様に熱く語り合える、深い友情を育みたいものです。また、そんな友情を育むためには、義理や人情も忘れてはなりません。義理や人情を守る為には、多大なエネルギーを必要とする時があります。しかしながら、苦労を共にしないと育めない友情がそこにあります。「しんどい」ことをやりましょう。誰一人欠けることなく「しんどい」を共有しましょう。

 

<会員拡大>

会員拡大は、全国の青年会議所の最も重要な課題のひとつです。もちろん西脇JCにおいても、近年のメンバー数の減少は深刻な問題となっています。メンバー数減少はJC運動を行う上において、様々な弊害をもたらします。「もっとメンバーが多かったら…」近年、この言葉よく耳にします。そう、みんな分かっているのです。ならば、拡大しましょう。強い危機感を持って下さい。拡大が必要な理由を今一度考えて下さい。奇しくも来年西脇JCは設立50年の節目の年を迎えます。50周年を迎える時に、「もっとメンバー多かったら…」っていう言葉を吐かないように。

 

<JCに入会しているということ>

JCは様々なステージを私たちに提供してくれます。例えば京都会議、例えば全国大会、例えばブロック出向、数え上げればきりがありません。しかし、そのステージに立たなければいつまでたっても、その良さ、深みは分かりません。ぜひ、いろいろなステージに立ってみましょう。立たなければ見えないものが必ずあります。その見えるものは、あなたの今後の人生をきっと豊かで、実りのあるものにしてくれるでしょう。

 

<JCへの思い>

皆さんはJCに入会して良かった、と思っていますか?私は、心底良かった、と思っています。私は西脇JCに約10年在籍しています。在籍年数はメンバーによって様々ですが、40歳までという一番脂の乗り切った時期を、JCという団体に所属し、その仲間と共に活動できることに喜びを感じてください。卒業された先輩からよく耳にする言葉があります。「あのころはホンマおもしろかった…」 きっと私たちもそう言うでしょう。私たちは今、「ホンマおもしろい」時期を過ごしているのです。自覚しましょう、その時期を私たちは今生きているということを。

 

<誓い>

私のPrideの一つは「JC」です。このPrideを守る為に、もっと気高きものにするために、社団法人西脇青年会議所第50代理事長としての職務を全うすることをここに誓います。

 

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