連載企画 “クローズアップ・メンバー” ―― 好評を博した第1号に続き、第2号では2009年度副理事長として手腕を振るっておられる、今中健夫君の職場にお邪魔して、インタビューを行ってきました。
総務広報委員会(以下総務) 今中君は、普段どんなお仕事をされているんですか?
今中健夫君(以下今中) (株)イマナカという建設業の会社を経営しています。“手に合う(出来る)”ことなら何でもやっていますよ(笑)。
JCは自分の考え方を確認する場所
総務 JC入会のきっかけはなんですか?
今中 もう卒業して“先輩”になられましたけど、入会前からの知り合いだった、東口さんにすすめられたのがきっかけです。いろいろなモノを持ってらっしゃる人だったので、教えてもらいたいと思って。他にもすすめてくれる人がいて、「入らないともったいないで」って言われたものですから。けど今考えると、東口さんがいなかったら入会していないかもしれないなぁ。
総務 入会したのは何年前でしたか?
今中 さあどうやったかな(笑)。藤井雅浩先輩が理事長のときにJCバッヂをいただいたから・・・2002年ですね。確か12月だったと思います。
総務 JCに入会して、得たものがあれば教えていただきたいのですが。
今中 本当にごく最近になってやっと解り出したことなんですけど、会社も組織、JCも組織、例えばまちづくりだって組織でやることで、それぞれにとっての“利益”を追求するという点では同じですよね。ということは、どの組織にいるときでも考え方や人との接し方、物事の伝え方など、根底にあるものは同じだということが、やっと見えてきました。特にJCでは、会社での「社長」と「社員」との関係と違って、お互いが対等の関係で議論しますから、率直な意見が返ってきます。会社では「社長」が言ったらそれで終わり、でしょ(笑)? そういう意味でJCは、自分の考え方を確認して、そこで練り上げたものを会社にフィードバックするためのよい場になっています。また、JCの中には、業種は違えど経営者として同じ悩みを持っている人たちがいます。そういうメンバーたちと情報や意見を交換することができるのもいいですね。
「こんなやつおるんや!」という人とのつながりが全国規模に
総務 入会当時、今中君は会社でどういうポジションにいらしたんですか?
今中 社長の肩書きはありましたが、一作業員でしたね。加古川の高校に行ったので西脇に知り合いが少なかった。これからを考えると、人脈を広げたいと思ったんです。結果、入会から現在まで、人脈は広がり続けています。今年度日本JC(社団法人 日本青年会議所)に出向させていただいているので、人のつながりが全国規模に広がっています。「こんなやつおるんや!」というような、びっくりする人たちと出会う事ができていますよ(笑)。
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